公営企業会計を担当する人は周りに同業者がほとんどいない。

 ある程度大きな自治体だったり、複数の公営企業会計を運営している自治体なんかも結構あるだろうけれど、実質1人でやってますなんてことも結構あるのではないかと思う。

 わからないことがあったり、初めてのケースが出てきたときにはまず「経理の手引き」に載っていないか確認し、「公営企業の実務講座」なんかも見つつ、ちゃんとしなきゃいけない時は上部機関に確認したりする。お金があれば公認会計士さんなんかに相談したりもできるにはできる。
 
 ただ、やっぱり知りたいのは『実際はどうやってんのよ?』である。
 近所の事業体で仲がよければ情報交換会なんかもあったりする(この辺りの広域化をすればいいのではないかと思ったりもしている)が、基本的にはなんとか自力で探さなければならない。

 そこで役立つのが他団体の予算書、決算書、議事録、監査意見書等になる。
 オリジナルのものを読むのはとっつきにくかったりもするけれど、とても勉強になる。
 自分たちが今までやっていたやり方が実はマニアックな方法だったりしますしね。

 ひまな時間にググってみると結構楽しいのでお勧めです。